2021年7月の作品

s25 青空へつづく草原

コロナの流行以来、スカットした日がない。

それで、スカットした気持ちの良い絵が欲しくなった。

そう、僕は僕の欲しい絵を描いているのだ。

だから、売れる売れないは、重要ではない。

(2021.7.15)

四隅が暗いのは、僕の写真の腕と大きい作品のせいです。


2021年3月の作品

s24 季節の変わり目、残雪の世界を歩く

ここのところ、メリーホプキンの歌を聞いている。

今から50年ほど前の曲達。

リアルタイムで聞いていたのは『悲しき天使』だけだけど、

あの時代の持つ空気感と切なさが心地良いのだ。

すると、決まって残雪の風景が見えてくる。

それが晩秋か早春かわからないけど、

雪の残る風景。

聞いてる間、僕の心はその中を歩いている。

(2021.3.10)


2021年2月の作品

s23 雪の降る街を

小さい頃から「雪の降る街を」を聞くたびに

浮かんで来る風景がある。

モノトーンでうすぐらい、静かな風景だ。

それを元に描いたのだが、まったくちがう絵ができてしまった。

心の風景をそのまま描くのは難しい。

でも、こんな明るい、なんとなく暖かい冬景色もいいだろう。

雪景色もそろそろ終わり。

うん、ちょっとウイスキーでも飲みますか。

・・・静かな冬の夜。

(2021.2.19)


2020年秋の作品

s22 桜道へ誘う猫

秋なのにこんな絵を描いてしまった。

コロナのため、今年の春はあまり楽しくなかったな。

その反動かもね。

それとs12という林道の絵の売れ行きが良かったからね。

これが桜だったらどんな景色かなと思ったのさ。

ま、どうしても最初の絵にはかなわないんだけどね。

ちょっとだけ、今年の春を取りかえしたかったのさ。

(2020.1020)2020年1月の絵

S21 子どもの頃は遠かった、ねっぷの家へつづく道

父の実家が黒松内のねっぷだった。

夏休みにはいとこ達と駅前で買ったアイスを食べながら歩いた。

長くて暑い道。

でも、気持ちのいい道。

遠く目印のサイロを見つけると走った道でもある。

(2020.1.23)

上の絵を描くきっかけになったハガキの絵。

年末、いとこから、海産物やお餅が届いき、

お礼に送った色鉛筆の絵だ。

描いる時、いろんな思い出が浮かんで来て、

送った後もしばらくつづいた。

そして、きちんと描きたくて描いた。

時間をたっぷりかけた、B3の大きな水彩画だ。

(2020.1.23)


2020年1月の絵

s20 春の中で眠るしあわせ、もうすこし

冬にこんな絵を描くのは申し訳ないのだが、

なんか、冬に寒い絵を描く気にはならないので、

こんな絵を描いてしまった。

心はもう、春へ急いでいる。

ま、正月に迎春と書く人もいるので、

おおめに見てください。

良い春を迎えましょう。

まだ、厳寒の冬を迎える前だけどね。

(2020.1.1)


2019年6月の絵

s19 ホホホのホ〜イ!

ま、力を抜いて・・・

大事なことほど、力まずリラックス。

言葉で言うほど、簡単なことじゃないけど、

おバカな絵でも見て、笑ってから進もう!

(2019.9.18)
2019年5月の絵

s18 公園に行こう 公園を歩こう

以前、秋の大通り公園の絵を部屋に飾っていた。

それが手元から離れ、しばらく経って、

また、自分の心が遊べる公園が欲しくなった。

うん、どうせなら春。

緑の公園がいいな。

ずいぶん時間がかかってしまったけれど、ようやく完成。

もちろん、現時点でのね。

また、いろいろ見えてくると思うけど、

部屋に飾ろう。

(2019.5.2)
2019年2月の絵

s16 さとう宗幸「寒冬記」を聴いて

一昨年前、この曲は病院の踊り場で、雪の降る街を見ながら聴いていた。

なかなか、好転しない病状、

退院できるのだろうか?

いろんなことを思いながら、ただ窓の外を見ていた。

今はまったくちがう気持ちで聴いているが、

心にしみるいい曲だ。

あまり知られてる曲じゃないけど、「岩尾別旅情」と「寒冬記」は

名曲だと思う。

(2019.1.31)

s17ああ、雪の中、ひとり

ちょいと、真夜中、外に出てみると、

スローモーションのような雪。

なぜか、

一人きりなんだなあと実感した。

(2019.1.31)

P338 彷徨い人 月を目指す

昔、持っていた新井満のLPをユーチューブ見つけた。

ジャケットの絵と『月山』というタイトルに惹かれ、

買ったものだ。

聞くと・・・ああ、これだ、これ!

そんな懐かしさのなか、浮かんで来た。

そして、

これが半年ぶりに描いたパステル画だ。

(2019.1.18)


p339 真夜中 ぽっかり 一人きり

たまに、ラジオも音楽も消して

静けさの中に身をおきたくなる。

ああ、こんな時間もいいな。

時の積み重ねが人生とするならば、

時の過ごし方は個性であり、生き方なのだ。

ま、僕の人生はスカスカだけどね。

(2019.1.18)


2018年8月の作品

p337 好きな動物同士が仲良くしてたらうれしいものです。

僕のまわりの生き物たち。

大宇宙の中で

同じ時間を生きる友人達でもある。

ま、いろいろあるけど、

みんな仲良く行きましょう。

もちろん、人間も含めてね。

(2018.8.18)


2018年7月の作品

約半年ぶりにパステル画を描きました。

p336 あの頃に出かけよう 心、音楽にのせて・・・

過去は戻らない。

変わらない。

それでも、

今の自分を作っているは確か。

ちょっと疲れたら

帰っていける場所でもある。

BGMは玉置浩二さんの「メロディー」と「あの頃へ」でした。

(2018.7.8)


2018年3月の作品

op11 海へつづく道

心が求める風景と言うものがある。

海のそばで育った僕にとっては、

海へつづくこんな風景だ。

実際の風景とちがうし、

もうその道はないけれど、

自分のそばにおきたい風景だ。

なんか部屋に飾っただけで、

ただ、うれしい。

(2018.4.16)


s15 シンプルにいこう。

考え過ぎると

行動にブレーキがかかる。

思ったことを素直に

行動できる人になりたいね。

単純なことほど

むずかしい。

(2018.3.11)


2018年3月の作品

S14 心はいつも春でいよう。

このモデルは同郷の2才上の従姉妹だ。

札幌に住んでいる。

今回の入院では大変お世話になった。

彼女はいつも若々しく、おしゃれでグルメで、

センスの良い部屋で、札幌の生活を楽しんでいる。

ま、僕が勝手にそう思ってるんだけどね。

なんか、女性特有の颯爽とした、しなやかな強さを感じる。


秋のイメージで描きはじめたけど、

春の絵にしたかったので、無理矢理緑の樹。

服装は秋のチグハグな絵になってしまった。

けど、北海道の春はけっこう寒いからいいか。

(2018.3.3)


v2017年8月の作品

p334 今宵、月と過ごそう。

けっしてまぶしくもなく

落ちついた光をそそぐ月。

まどろむ時を過ごすのに

ちょうどいい。

(2017.8.6)

p335 心の行くへ

ココロはカラダを通じて

世界を知る。

旅をする。

・・・

命つきるまで・・・

(2017.8.6)

2017年7月の作品

p333 ただ、待つしかない時もあるさ。

たぶん、

誰もが、何かを待っている。

大きいことから、

つまらないことまで、さまざま。

でも、良いことには、ちがいない。

良いことしか待てないのだ。

(2017.7.4)
2017年6月の作品1

p331 キラキラの宇宙を行く汽車、遊ぶココロ。

まさか、大人になって、

こういう絵を描くとは思わなかった。

でも、子供の頃はヘタクソで、

思っていても、描けなかった。

思っているものを描けるようになるのに、

ずいぶん、時間がかかったものだ。

ーちょっとだけ、子供の頃に戻れる絵ー

(2017.7.4)

2017年6月の作品2

p332 ココロのままに、気まぐれに、

一人旅はそれでいい。

若い頃の旅に、

確かな目的地はなかった。

あっちという方向だけでよかった。

行く手の雲行き、こっちの気分で、

行き先は変わってゆく。

ま、行き先が定まらないのは、

今も同じだが・・・。

(2017.6.4)
2017年5月の作品1

p330 こんな空の下、

思いきり、のびをしたい。

子供の頃には、ふつうにあった風景だけど、

こんな所に行くのは、けっこう大変。

行くまでに疲れ、帰りも疲れるだろう。

でも、たぶん、

一生の残る宝物になる。

(2017.5.1)

2017年5月の作品2

p329 真夜中、ひとり、くつろぐ。

夜の気が吸いたくて、

コーヒー片手に外に出る。

空を見上げ、ひとつ深呼吸。

夜が入ってくる。

そして、コーヒーをすする。

うん、

これも、しあわせな一時にはちがいない。

(2017.5.1)
2017年4月の作品1

p328 おじさんだって、春はうれしいのだ。

まちにまった

春がやって来た。

別に予定が、あるわけじゃないけれど、

あたたかいだけで、

うれしい。

ウキウキ。

カメよ、出かけるぞ!

(2017.4.4)

2017年4月の作品2

p327 冬の終わり、大きな雪が降る。

行きつ戻りつ、

季節はゆっくり、前へ進む。

そんな季節のはざま、

大きな雪が、ゆっくり舞い落ちる。

うーん。

最後の雪かな・・・

(2017.4.4)
2017年3月の作品

p326 まぶしい冬、山へ

日射しが強い時、冬でも暖かい。

そんな中、雪原を登る。

・・・

この後のコーヒーは、

格別の味がするだろう。

(2017.3.8)

s13 桜咲く道、猫一匹

この季節になると、

桜の歌がラジオから流れはじめる。

そう、もうそんな季節なのだ。

僕も描くとしよう。

ところで、猫は桜をどう見てるのだろう?

(2017.3.8)
2017年2月の作品

s12 何処かへつづく森の道

道の風景が好きだ。

もちろん、写真も含めてだ。

その先にどんな風景があるのか?

これは、バイクに乗っていた時に感じた

好奇心に似てる。

行き先がわからないから、楽しい。

ま、これを不安に感じる人もいるけどね。

でもこうやって、人類は広がって来たのだ。

...

なんか大きなふろしき、

広げちまったみたいだな。

(2017.2.7)
2017
年1月の作品1

p325 春はこんな風に、やって来る。

なんか春ってこんな風に

音楽隊の行進とともに

やって来たら楽しいなぁ・・・

なんて思って、

絵にしちゃった。

待ち遠しいな・・・

2017.1.1


2017年1月の作品2

p324 月の引力を感じて、月光に舞う。

月を描いていないと、

無性に描きたくなる。

これも月の引力のせいかと思いつつ、

踊れない頭で描いた。

女性だったら、

軽やかに舞っているのに・・・

なんてね。

2017.1.1


2016年12月の作品1

p322 今は冬ココロ 春を待つ

日々、寒くなって行く。

さっぱり、やる気が湧いて来ない。

しょうがなく、

絵画教室のぬりえ用に描いた物の中から、

めんこいものを選んで描いた。

でも、ま、

なんとなく微笑ましく出来たからいいか。

それにしても、

はやく、あったかくなんねえかなぁ。

(2016.12.6)
2016年12月の作品2

p323 たまには空を見上げて風に吹かれよう

子供の頃、ラジオで聴いてた70年代の洋楽を

ユーチューブで見つけた。

人生の道しるべみたいな曲もたくさんあった。

それで、よーやっと

やる気のない心に火をつけて描いた。

・・・

おもしろいことに、腕前も登場人物も、

昔に戻っていた。

(2016.12.6)


2016年11月の作品1

s07 季節の階段、秋から冬へ

季節を螺旋階段のように感じる時がある。

毎年、季節はめぐるけれど、

同じ位置には来ない。

こちらも年を取るし、

同じように見えて、

同じ季節にはならない。

この無限に見える階段を

今日も、少しづつ昇っている。

(2016.11.5)


2016年11月の作品2

p320 今宵も宇宙へ

 とりわけ鉄道が好きではない自分が

なぜこんなに鉄道の絵を描くのか?

ふと、疑問に思った。

リアルでもないし、詳しいわけでもない。

イメージだけで描いている。

でも、なんだか楽しい。

ああ、これだ!

鉄道の絵は楽しいのだ。

面倒臭いけど、

できあがったら、うれしいからだ。

(2016.11.5)
2016年11月の作品3

p321 雨もいいさ、それなりに過ごそう。

どちらかというと

雨は嫌いだ。

でも、天気とケンカをしても

しょうがない。

なら、

天気にあわせて、過ごせばいいや。

そうすりゃ、雨もわるくわないさ。

(2016.11.5)


2016年9月の作品1

p318 夏の猫、ひまわり畑で遊ぶ

きれいな風景を見て、

美しいと立ち止まる。

こんな風に美しいと感じるのは、

人間だけかなのだろうか?

身近な動物を観察しても、

気に入った場所はあるようだが、

美しいと思って見ている様子はない。

人間だけの感情ならば、

幸運として、

どっぷり楽しもう。

(2016.9.2)


2016年9月の作品2

p319  静かな冬の片隅で、

小さなぬくもり生まれる。

ある日、40代の男性から

フクロウの絵のリクエストがあった。

でも、ただ描くのでは面白くない。

楽しくない。

そんなわけで、あーだ、こーだ、

思考錯誤の末、

こんな絵が出来た。

ま、野性の世界ではありえない光景だけどね。

(2016.9.2)


2016年8月の作品1

p316 夕日の中、ゆっくり時を過ごす。

夕日の中で心を解放する。

しばらくすると、

いろんな人、いろんな事が、

現われては過ぎて行く。

うん、

時にはそういう時間も必要なのだ。

(2016.8.2)


2016年8月の作品2

p317  自由な心でいよう。

生きてるといろんな制約があるけれど、

心だけは自由でいたい。

自由の最後の砦なのだ。

自由に遊ぼう。

自由に飛ぼう。

(2016.8.2)


2016年7月の作品1

p314 月も微笑む夜・・・まったり。

明日のことを考えるから、

憂鬱になる。

不安になる。

これは人間だけかもしれない。

今日が無事ならそれでいい。

明日は明日の風が吹く。

今宵は月を楽しもう。

(2016.7.4)


2016年7月の作品2

p315 大空と大地の間でゴロリ・・・なんて気持ちがいいんだ!

たまにはココロもカラダも

日光消毒。

草の上に横になり、大空をぼんやり眺める。

なんて贅沢な時間だ。

こっち来て、寝てみい!

(2016.7.4)


2016年6月の作品1

p312 道、開く。

並木道を描くつもりで、描き始め、ひと休み。

ふと、作画途中の絵を見ると

森を抜けて、視界が開く感覚。

あーこの感じ、好きだ。

並木道はやめて、こんな絵が出来た。

偶然となりゆき。

まあ、これもまたよし!

(2016.6.4)


2016年6月の作品2

p313  今もまだ、草原を彷徨う心

街を歩いても、山に入っても、

木々の色、種類の多さに驚かされる。

ところが、僕の描く木は、ワンパターンで、

いろんな木を描こうと、ジタバタしていたら、

こんな風景が浮かんで来た。

確かに、僕は、彷徨っている。

旅人だった頃の草原を…

(2016.6.4)


ホントはこの絵をパステルで描こうと思ったのだが、

先月もカメの絵だったのでやめた。

僕のお気に入り動物の三段重ね。

うーん。

おバカな絵だ。

(2016.6.5)
2016年5月の作品1

p310 カメと僕の平和な時間

何かの縁で、

生まれも育ちもちがう生物が、

ともに暮らす。

ま、お互いの距離を守りつつ、

のんびりいこう。

(2016.5.3)


2016年5月の作品2

p311  川面の桜、春うらら

なんだか、ぼんやり、春を迎えてしまった。

外に出たら、桜が咲いてるではないか!

そんな中で、慌てて描いた春の絵。

のんびりもいいけど、

そろそろ、活動期。

よし!

(2016.5.3)


展示会の準備やなんやかやと、

絵を描く心境になれなかったので、

未発表の作品を公開します。

ずいぶん遠い昔の作品。

稚拙だけど、今では描けないもの。

2016年4月の作品1

m03 いちばん孤独なのは、人ごみの中かもしれない・・・

1991年の作品。

実はこの作品の前に同じ構図の物を描いていた。

それは、輪郭線がえんぴつで描かれていた。

それを欲しがっていた友人にあげた後、

改めて描き上げたもの。

でも、案の定、一作目を越えることは出来ない。

腕は上がっているはずなのに。

(2016.4.5)


2016年4月の作品2

m04  夏も去ってしまえば、夢のようだ。

1998年の作品

秋風が吹き、今年最後の海かなと、

バイクで石狩浜に行くと、まったく人気がない。

あんなににぎわっていた夏がすっかり跡形もない。

まあ、僕としては、のんびりぼんやり出来るので、

こっちの方がいいけど、

なんか・・・さみしいもんだ。

(2016.4.5)


2016年3月の作品1

p308 早く春こいよ。

待ってるのは人間だけじゃないのだよ。

見上げると、また雪だ。

三月に大雪なんて、

北海道では珍しくないけれど、

さすがに、雪掻きにはうんざり。

あー、

ぽかぽか陽気、早く来ないかな。

春を待ってるのは、

人間だけじゃないんだぞ!

(2016.3.11)


2016年3月の作品2

p309 出合ったら、座りたくなるベンチ

僕はこういう風景が好きだ。

こんな風景に出合ったなら、

とりあえず絶対、座るだろう。

そして、空を眺め、ぼんやりするだろう。

ぼんやりってすばらしい。

ぼんやりってしあわせ。

(2016.3.11)
2016年2月の作品1

p306 流星雨、いつか・・・

子どもの頃、図鑑で見た流星雨はすごかった。

夜空を埋め尽くす星の雨。

しかし、長年、夜空を見て来たが、

未だ、ない。

実際にはないのかもしれない。

でもいつか・・・。

そんな微かな期待を持って、

今日も空を見上げる。

(2016.2.3)


2016年2月の作品2

p307 冬、見上げれば・・・

毎日、寒い日が続く。

そんな中でも、人の日常はふつうに流れて行く。

空を見ると、また雪だ。

春はまだかと思いつつ、

僕の日常も過ぎて行く。

こんな厳しい寒さも、夏になれば、

絶対なつかしく思うんだけどね。

(2016.2.3)
2016年1月に見つかった未発表作品1

m01 夏風、さわやかに

この絵を描き直そうと、何度か思った事がある。

しかし、けっきょく、しなかった。

上手く描けるとは思うけど、

気に入らないとわかっていたからだ。

この空気感は、もう描けない。

(2016.1.18)


2016年1月に見つかった未発表作品2

m02 夕暮れに想う。

ずいぶん昔の絵で、なにを想って?

誰を想って描いたのかは、

思い出せない。

でもこんな時間があったことは事実。

今はそれは、それで、よかった。

(2016.1.18)
2016年1月の作品

op9 心に浮かんだ穏やかな海。

露店が終わって以来、

なんとなく燃えカス状態。

かといって、焦ってもない。

ま、幾度となく繰り返されて来たこと。

流れのままに、心のままに。

ふと、

オイルパステル、最近使ってないなと思い、

ああだこおだ迷いながら、

最後はいろんな画材を使って仕上げた。

傑作とは思えない作品だ。

(02016.1.3)

ところが、今見ると、

なんかいいなと思えてくる。

思い通りにはならなかったけど、

それもまた、絵なのだ。

・・・

今はそんな気分。

(2016.1.18)


2015年12月の作品

s11 あ!雪。

さっぱり、パステルの絵が描きたくならない。

そんなわけで、今回も水彩画。

力まず、ぼんやり、ゆったり描きました。

今の自分のゆるんだ生活。

・・・いいんだべか?

(2015.12.4)
2015年11月の作品

s10 思い出も、愛しさも、

みんな秋の中・・・

秋だと言うのに、まったく創作意欲が湧かない。

ま、とりあえず、水彩なら描けるかなと、スケッチブックを開くと、

ボールペンで描かれた素描。

まったく、記憶にない。

まあ、いいや。

今の秋の雰囲気が出せたら・・・。

流れるように、秋の時間は過ぎて行く。

(2015.11.4)
2015年10月の作品

p304 とりあえず、やるだけやろう。

行けるだけ行こう。

『遠い世界に』の三番に、

「ひとつの道を力の限り」という歌詞がある。

ある時期からその言葉が、心に引っ掛かり、

僕の勇気になった。

今、立っている場所が、

その証なのだ。

現状はどうあれ、胸を張って行こう!

(2015.10.5)
2015年10月の作品

 

p305 静かな林の静かな冬。

白樺の樹、

子どもの頃は嫌いだった。

ありふれたこの樹が、

最近はいいなと思える。

まれに白樺の林を見つけると、

その中に入って見たくなる。

たたずみたくなる。

この変化。

年を取るのも悪くない。

(2015.10.5)


2015年9月の作品

p303 出合いはいつも突然、意外なものさ。

いつのまにか、

動物の絵が多くなってしまった。

もちろん、

喜んでもらえるからでもあるけれど、

描いてる僕自身が一番喜んでいるのも

事実である。

(2015.8.31)
2015年9月の作品

p302 季節の変わり目を感じて・・・海。

ある日、突然、

秋を感じる時がある。

この先も、暑い日は来ると思うけど、

今までとちがった、

受け止め方になっている。

暑さをなごり惜しむような気分。

あっという間に、

夏のうしろ姿も、

小さくなっていくのだろう。

(2015.8.31)


2015年8月の作品

p300 進め!夢列車、おもちゃを乗せて

下描きの中から

なんだか楽しそうなので、

つい描いてしまった。

子供の頃の夢でもあるが、

今の自分にとっても

あこがれの世界。

宇宙を走るおもちゃの列車。

・・・

乗ってみて〜!

(2015.8.8)
2015年8月の作品

p301 星の中、ごろり。

そして、深呼吸。

バイクの旅は一人旅。

行き先は成り行き任せ。

自分の気持ちしだい。

疲れてしまったら、その辺でごろり。

自分の心も体も行動も

時間さえ自由に出来る幸せ。

大宇宙に感謝!

(2015.8.3)


2015年7月の作品

p299 心、風に乗せて、遠く、高く。

心に質量などないけれど、

重くなったり、

軽くなったり。

その日の気分で、世界はちがう。

今日は、どんなだろう?

(2015.7.3)

2015年6月の作品

p297 心の中に持ちたい、のほほんとした世界

ぽかーんと口を開け。

カラダもココロも弛んだ時間を作りましょ。

季節の匂いもいいもんだよ。

(2015.6.5)


2015年6月の作品2

p298 トンネルは別世界への入り口、

今も昔もわくわくする。

子供の頃からトンネルが好きだ。

とくに、列車の窓から、

トンネルに入る汽車を見るのが、大好きだった。

あの感覚は本能なのかな?

トンネルを抜けると別世界。

そんなときめきが、今も胸に・・・

(2015.6.5)


2015年5月の作品

p296 突然やって来たカメと

初めての春を迎える。

本日、カメ日和。

11月、友人に持ち込まれたカメとの生活も、

ようやっと半年を迎える。

友人はかなり苦労したみたいだけど、

付き合い方次第で、よく懐くし、可愛くなってくる。

ま、とりあえず、冬を越えられたのはよかったな。

仲良く行こう。

(2015.4.30)


2015年4月の作品

s09 春へようこぞ

まだまだ、サクラの季節じゃないけれど、

目を瞑るとこんな風景が浮かんで来た。

初めは緑の若葉だったんだけど、

いつの間にか、ピンクの桜に変わってしまった。

ま、春しか描けない絵のような気もするので、

善しとしよう。

とりあえず、桜の咲くまで、この絵で待とう。

(2015.4.10)


2015年3月の作品

p294 あの頃

よくわからないが、休講やなんやかやと理由をつけて、

いや・・・理由もなく、

四人でドライブしていた。

メンバーもそのつど変わるけど、

恋愛とはまったく無関係な道行きだ。

時が経つとそんなありふれた日常が、

とてもすばらしい時代に思えてくる。

ああ、ぼくらの時代だった。

・・・なんてね。

(2015.3.2)


2015年3月の作品2

p295 春を走る。

ここのところ、暖かい日が続いている。

ふと、春になったら何がしたいか考えてみた。

思い浮かんだのは、草原を思い切り走るイメージ。

小刻みに走ってはいるけど、

思い切りでも、気持ち良くでもない。

う〜ん。

でも、ま、春の草原に立ってから考えよう。

(2015.3.2)


2015年2月の作品

p293 旅人、旅の空

行き当たりばったりの旅は、

今も続いている。

これからも、その時その時の心と、

その時その時の縁に任せ、

流れて行くだろう。

いつも、旅の途中なのだ。

(2015.1.31)


2015年1月の作品

s08 冬の寄り道、中島公園

いつもこの季節、雪の積もる木に心惹かれる。

寒さは苦手でも、この景色はいい。

年の瀬に通りかかった中島公園は。

池に氷が張り、雪を積もらせていた。

うん、これもまたいい。

寒いけど、この季節のあるこの街が好きだ。

(2015.1.5)


2014年12月の作品

p292 亀の背に乗って空を飛ぶ

ありえないけど、今も憧れる。

突然、亀との生活が始まったのだが、

この絵の下描きは、亀の来るずっと前。

せっかくなので、この機会に、仕上げた。

昔から、亀もガメラも好きだったからねえ。

(2014..12.5)


2014年11月の作品1

p290 街の片隅 犬と猫の親子

国籍、年齢、性別に関係なく、この下描きを見た人は、

いい表情でにっこり微笑む。

人の感覚はそんなに変わらない。

こんな風ににっこり笑いあえたら、

世の中、

もうちょっと、良くなりそうに思えるんだがな。

(2014..11.1)


2014年11月の作品2

p291 秋日和 おにぎり一個のしあわせ。

秋風がしみるこの季節。

露店を終えての至福の時。

慎ましいながらも

たっぷりある自由な時間には大満足だ。

世の中とずいぶんずれてしまったが、

こんな暮らしが出来るしあわせを感謝したい。

ありがとうございます。

(2014..11.1)


2014年10月の作品1

p289 こういうの・・・好きなんだよな。

ちょっと、おバカな世界。

こういう絵を描くたび、

僕の作品は、

芸術作品ではないとつくづく思う。

描いてる時はニヤニヤして、必死さがないし、

作品自体も厚みと言うか、重みがない。

なにより、わかりやすい。

ま、だから食べていけるのも事実。

玄関からトイレまで、どこでもOK!

気楽に見て、気楽にくつろいで下さい。

(2014..10.5)


2014年10月の作品2

p288 朝日は元気の素
しっかり、いただきましょう。

インドの男性から、

朝日だけの絵が欲しいと頼まれた。

朝日だけか・・・むずかしいな。

それでも下描きはすぐ描けた。

男性に見せると、完成したら連絡してと・・・。

しかし、本描きはなかなか進まなかった。

僕自身の中にも、

朝日に対する特別な気持ちがあったからだ。

朝日を感じ、朝日を浴びるような絵。

そして、ようやく生まれた。

まあ、これも縁。

(2014..10.5)


2014年10月の作品1

p287 困った顔もめんこいね。

だからちょっと、いじわるになる。

露店はかばんを

建物と建物の隙間に置いてやっている。

そこは、猫の通り道。

行く手をふさがれた猫は

どけてくれと目で訴えてくる。

「ごめんごめん」

かばんをよけると、

素早く駆け抜けてゆく。

もっと仲良くしたいんだがなぁ。

(2014..9.4)


2014年9月の作品2

p286 月を見て読む。

私の時間。

ふだんは音楽やテレビやラジオの

音に包まれた生活。

しかし、ある時、

音のない静けさの心地よさを

発見した。

そして、時々、

帰ってゆく場所になった。

(2014..9.4)


2014年8月の作品1

p284 今日もまた

森を彷徨う、山の主

50年ほど前、

熊を飼っている農家があり、

子供同士で見に行った。

顔の大きさ、身体の大きさ、

そして、獣のにおい。

檻に入っていても怖かった。

今では、考えられない話だ。

ま、今こうして、熊の看板の横で、

絵を売っているのも、

考えられないことだけどね。

(2014..8.4)


2014年8月の作品2

p285 心、目指す、草原の風、

夏が来るたび、

こんな風景が浮かんでくる。

行きたくなる。

今は、心、飛ばそう。
(2014..8.4)


2014年7月の作品1

p282 たまにはちがう風景の中

ちがう風に吹かれよう

なにごとにも

リセットする時間は必要だ。

忙しい時、

迷っている時、

苦しい時こそ、

それは必要なんだ。

ガッチリ、休もう!

(2014..7.7)


2014年7月の作品2

p283 どこまでつづく

頂きのない旅

毎日、食べ物を食べ、

燃やし、生きている。

はたして、

食べた命以上のものを、

生み出しているのだろうか。

・・・

それでも、前に行くしかない。
(2014..7.7)


ラルズプラザ札幌店閉店のため、

この絵はお世話になったラルズ社員の皆様のために描いたものです。

pX 何があろうと俺は俺だ。

俺は俺で行こう!

ラルズプラザ札幌店閉店を控えた5月某日、

無理を行って屋上に昇らせてもらった。

これが最初で最後のラルズ屋上からの風景か。

45年・・・なるほど、建物はずいぶん痛んでいた。

それは、時代との戦いの古傷のようなものだろう。

ま、いろいろあるが・・・

今まで、ありがとう。

ごくろうさまでした。
(2014..6.1)
2014年5月の作品-2

p280 夏へつづく道

暑い日、寒い日を
繰り返しながら夏はやってくる。
僕も、休みながら、ゆっくりと行こう。
忙しさには失うものが多すぎる。
そのほとんどは、
取り戻せないものばかり。
ま、必要な時は急ぐけどね。
(2014.5.1)


2014年5月の作品-1

p281 月光、我一人

真夜中の満月。
とくに街明かりのない所で浴びる
月光はすばらしい。
…なんかあるんだろうな。
月の光で影ができる。
初めて知った時の感動は、
今も忘れない。
(2014.5.1)


2014年4月の作品-1

p279 いつからだろう・・・猫や犬が売りものになったのは?

子どもの頃、軒下や電柱の根元に
こんな光景があった。
・・・めんこかったな。
あの時、一匹でも拾っていたら
・・・
ま、叱られて、終わりだな。
今だったら・・・?
(2014.4.1)


2014年4月の作品-2

p278 立ち止まり 見とれてしまう おだやかな時間

世間からドロップアウトしている僕の生活は
かなりゆったりしている。
時に夕暮れや日溜まり、
木陰に立ち止まり、
しばし時を過ごす。
こんな素敵な時間を味わえる。
なんてしあわせなんだろう。
(2014.4.1)


2014年3月の作品-1

s05 あたり前の風景も、あともう少し

突然の完全閉店の告知はショックだった。
前身の金市館時代から考えると、
いろんな記憶が蘇る。
完全閉店は、多くの人に、
それぞれの心に、
大きな衝撃を与えたと思うよ。
やっぱ、残念。
(2014.3.1)


2014年3月の作品-2

p277 いつか星に帰るまで、
僕になにが出来るのだろう

僕らが、
形のある存在としていられる時間は
限りがある。
ああ、
地球の一部になる前に、
なにが出来るのだろう。
(2014.3.1)


2014年2月の作品-1

p276 冬の旅 聞こえるのは 自分の足音だけ

冬の北海道ではありふれた風景。
それでも、この世界に、
落ち着いたあこがれというか、
心地良さを感じる。
薄暗くって、寒くって
さみしい世界のはずなのに…
(2014.1.31)


2014年2月の作品-2

p275 時間の自由が 僕のしあわせ

青空の下、
何もせず、草っ原に横になる。
ただ、ぼんやり
時間が流れてゆく。
中身はないけど、それはそれで、
豊かな時間だと思う。
(2014.1.31)


2014年1月の作品-1

p274 夜明け前 独り彷徨う 冬の旅

夜明け前、キーンと締まった寒さ中、
ぎゅっ、ぎゅっと音を鳴らしながら
荒野を独り、旅する若者がいる。
ふと、そんな世界に憧れを感じる。
順風満帆の旅もいいけど、
きつい旅ほど良い思い出になるのも事実だ。
…でも、今は温泉がいいな。
もう、若者でもないしね。
(2013.12.31)


2014年1月の作品-2

p273 猫の暮らし 内と外

夏は野良猫、
冬は家猫。
僕の理想の暮らし方。
・・・
人間失格だね。

(2013.12.31)


2013年12月の作品-1

p271 毎日、新しい朝、
新しいエネルギーが
生まれている。

冬は露店がないせいか、夜型の生活になる。
時に、夜なべの延長で
日の出を待つこともある。
眠たいはずなのに、
朝日を浴びる心地良さ。
朝日には独特のエネルギーを感じる。
ポケットに入らない幸せのひとつである。
(2013.11.30)


2013年12月の作品-2

p272 心の中の宇宙を駆け巡る

宇宙に鉄道を描く。
銀河鉄道の影響もあるが、
父が機関士だったのもあるかも知れない。
もうちょっと、鉄道の事、
聞いておくんだった。
(2013.11.30)


2013年11月の作品-3

s03 ぽっかりと空いた時間の中、
秋の空を見上げる。
でも、心はそれを見ていない。

毎年、同じ秋など来ないけれど、
今年の秋は、ちょっと重い。
まっ、そういう時こそ、
視線を上に向けていかないとな。
ため息はしかたないけど、
うつむいてはだめだ。
(2013.11.3)



p270 夕焼けだ、家へ帰ろう。

2003年の作品
昔のファイルからこの絵が出て来た。
ふ〜ん・・・いい色だ。
いい時間が流れている。
今はもう、描けない絵だ。
なんでもそうだけど、
その時しか・・・って。
ことなんだよな。
(2013.11.3)


2013年11月の作品-2

s04 秋、爛漫

今年も秋が来た。
淋しい季節のわりに、山の木々は、
色とりどりのにぎやかさだ。
この艶やかさは、
子どもの頃には感じられなかった。
ただ、気がつかなかったのか、
そういう年齢にたっしたからなのか。
ま、この時を楽しもう。
(2013.11.3)


2013年10月の作品-2

p269 遠くはなれて、思うこと・・・

気づかなくても、
僕らは星の中で生きている。
元々は星から生まれた、
星のかけらなのだ。
たまには、
そんなことを思いながらの、
こんな時間もいいだろう。
(2013.10.1)


2013年10月の作品-1

p268 今も昔も、空想の遊び場所は
・・・宇宙

気づくと、僕の作品に、
宇宙の絵、月の絵が多い。
つい、描いてしまうのだ。
想像力は昔のまま。
想像することも昔のままのようだ。
(2013.10.1)


2013年9月の作品-1

p267 金色の草原を駆ける
小さき冒険者

下描きを描いた頃は夏真っ盛り。
そして今は秋。
いつもと変わらぬ生活の中。
季節はどんどんと移り変わってゆく。
いいのかこれで?
・・・なんか、道以外のところを
走りたくなってきた。
(2013.8.30)



2013年9月の作品-2

p266 旅人は走る
ヘルメットの中で歌いながら

「どこまでも行こう」
「気楽に行こう」
「旅人よ」
ヘルメットの中で歌いながら
旅を続けていた…
(2013.8.30)

2013年8月の作品-1

p264 少年時代・夢見た身来予想図
『ロボットワールド』

僕の好きなロボットは
チープでレトロなこんな感じ。
あー、ロボットに乗って、
ついでに住んで、
いろんな所を、旅したいもんだ。
今もなお、夢と妄想の中を
遊んでいる。
(2013.7.30)



2013年8月の作品-2

p265 たまには、ココロ遊ぼう
『ファンタジーナイト』

な〜んにも考えず、
ぼんやりと、
ココロ遊ぶままに描いた絵。
な〜んにも考えず、
ありのままに見て下さい。
ココロ、解放しましょ。
(2013.7.30)

2013年7月の作品-1

p262 真夏のパラダイス

けっして高価なものなどないけれど、
あらゆる欲しいものが、
そこにあった。
1日10円のこずかいで、
至福の時。
あー、夢のパラダイス。
(2013.6.30)



2013年7月の作品-2

p263 運命の扉は意外な所に・・・

ひょんなところから、
ひょんなものが生まれる。
人生はそんなことの繰り返し。
いたるところに可能性の扉が
かくれている。
・・・かも。
(2013.6.30)


2013年6月の作品-1

p260 本当の強さは、腕力でも体力でもない。
くじけない心だ。

の中に出ると、
いろんな人に出会う。
頭のいい人、体力自慢の人。
そういう人が、困難に強いかというと、
そうでもなかったりする。
結局、心が強くないと、
知力も体力も上手く働かないようだ。
(2013.6.1)



2013年6月の作品-2

p261 あの頃は気づかなかった幸せが、そこにあった。

20代から30代にかけて、
週末になると三人集まっては、
当たり前の様に過ごしていた。
行き当たりばったりで、
いろんなところにも出かけた。
若さの浪費のようだったけれど、
あれはあれで、
無意味で楽しい時間だった。
(2013.6.1)

2013年5月の作品-1

p258 夕凪を歩く、まるで映画のように・・・

じゃ、また。そのうち。
いろんな言葉で、
また来ることや再会を誓うけど、
またや、そのうちは、
なかなかやって来ない。
その時は、
本気でそう思っていたのに・・・
だから
(2013.4.30)



2013年5月の作品-2

p259 だらーっと、ぼさーっと、
ほんとは大好きなんだ。

暦は春だけど、実感がない。
あー、早くぽわわんとした
春がやって来ないかなぁ。
草の上で
思いっきり、だらーっと、
ぼさーと過ごしたいな。
春の一時期のことなんだからさ。
(2013.5.1)


2013年4月の作品-1

p256 バイクとタバコ一本のしあわせ

バイクの楽しさ
知ったのは、
2台目の50ccの
アメリカン。
一本のタバコを吸うために
海にも出かけたっけ…。
その後乗った中型よりも身軽で、
筋斗雲のような乗り物だった。
(2013.3.31)



2013年4月の作品-2

p256 音楽と旅する時間

ちょいと古めのオーディオと
お気に入りスピーカー。
多種多様な音楽達。
そして、先日、
リサイクルショップで手に入れた、
ワンコインの折り畳みソファー。
よしっ、準備万端。
今宵もイメージの世界へ出発だ!
(2013.3.31)


2013年3月の作品-1

op08 冬の部屋
ココロ、草原を飛ぶ

毎日、寒い日が続く。
今年の冬は、雪も寒さも格別だ。
しかし、
待ちどうしいな・・・
春。
ひさしぶりに、
模型飛行機でも飛ばしたいな。
上手く作れるかなあ?
(2013.2.28)



2013年3月の作品-2

p255 あの時、ココロは凧に乗っていた。

考えてみると、
子どもの頃から、
よく何かを飛ばしていた。
凧も高校時代まで、
作っては空に浮かべていた。
あの空から見た風景は、
どんなだろうと想像しながら…。
この、空への憧れは、
今もつづいている。
(2013.2.28)


2013年2月の作品-1

p253 子どもの頃の必須アイテムは
長靴とソリだった。
これがあればどこまでもゆけた。

三人兄弟の末っ子だったので
スキーは当たり前に、お下がりだった。
当然のように僕にまわってくる頃には
ボロっちくなっていた。
しかもサイズも合ってなかった。
そんなわけで、遊ぶ相棒は
ソリになってしまった。
まあ、それはそれで良いのだが・・・
あの頃、新品のスキーがまわってたら、
今頃、ちがった冬の過ごし方を、
していたかもな.
(2013.2.1)



2013年2月の作品-2

p252 静かな夜の小さな孤独
これも僕の宝物だ。

1999年9月8日の作品

昔の作品ファイルの中に見つけた絵。
あー、こんな絵を描いていたんだ。
昔の自分に会うような気分だ。
しかし
変わらないなあ・・・
人恋しいくせに、一人になりたい
自分がいた。
(2013.2.1)


2013年1月の作品-1

p251 行こう、新しい世界へ

本棚を整理していたら
かなり古い下描きが出て来た。
その時どんな気持ちで描いたかわからない。
今の自分らしくない構図。
でも、何か気になってしかたない。
・・・
今が描き時なのかな。
うん、新しい年を迎えるには、
ちょうどいいかもね。
さあ、行こう、
新しい世界へ!
・・・ってね。
(2012.12.30)



2013年1月の作品-2

p252 着地点を考えず
飛び出せるのが
若さなんだ!

着地を考えず、
勢いと情熱だけで、
飛び出せるのが若さだと思う。
うん。
・・・おや?
ずいぶん前に飛び出して、
今だ着地点が見えないぞ。
まあ、いいか、
飛びつづければいいさ。
低空飛行でもね。
(2012.12.30)


2012年12月の作品-1

p250 あの雲も、あの日射しも、今はなつかしい。

外は雪世界。
冬はまだ始まったばかりというのに、
うんざりしている。
寒い季節に寒い絵を描く気分じゃなかった。
そんなわけで、
たくさんの下描きの中から選んだのがコレ。
おもいっきり夏の絵だ。
今年の夏、
暑さにうんざりしながら、描いた下描きだ。
今ではすっかり、あこがれの世界だ。
(2012.11.30)



2012年12月の作品-2

p249 どこかにあるだろう
こんな世界
今夜は夢の中で出かけよう

子どもの頃、地元の山に
ねんど質の沼のような大きな水たまりがあった。
その中には大きな倒木があったり、薄暗かったり、
なんか怪しい雰囲気があった。
あそこには恐竜の生き残りが住んでいると
勝手に思っていた。
だから、恐かったけど、好きな場所でもあった。
その頃の記憶のせいか、
時々、こんな世界に行きたくなる。
絵と実際の風景とはだいぶちがうけど、
惹かれるんだよね。
(2012.11.30


2012年11月の作品-1

p247 二度とない、この旅の今宵の月、
うん、心に刻もう。

ジョン・デンバーを聞いていたら、
こんな風景が浮かんできた。
そして、旅心が湧いてきた。
数日前に開いた、
昔のスケッチブック。
そこに書かれていた
「思い通りに生きなくて、なんのための人生だ!」
という文句。
30年も前に書いた自分の言葉に、
刺激されてしまったようだ。
(2012.10.30)


2012年11月の作品-2

p248 静かに降る雪、止まった時間、切り取った風景。

何気なく描いた下描き。
単純な構図。
ところが、手のこんだ絵より
評判が良かったりする。
絵の引力は
簡単明瞭、単純明快だ。
今はそれに従い、
絵を描いて行こう。
心の止まり木のような絵を・・・
(2012.10.30)


2012年10月の作品-1

p245 いつもと変わらぬ空の下、
いつもとちがう時間を過ごそう。

むかしは人里はなれた、
星の近くに住みたいと思っていた。
ところが、実際は、
夜でも明るい、
星もまばらな街の中。
星は見えにくいけれど、
まあ、気に入った暮らしだ。
それでもやっぱり、
ぼんやりと憧れてしまう。
絵を描いてしまう。
(2012.9.30)

2012年10月の作品-2

p246 誰にでもある、遠い夏の記憶

路上でこの下描きを描いていると、
これはいつ完成するのかとよく聞かれた。
この絵には年齢性別問わず、
共通する、何かしらの思い出や、
夏のイメージがあるようだ。
・・・
それぞれに、
それぞれの青春があったのだろう。
あっ、ど真ん中の人もいたかな?
(2012.9.30)


2012年9月の作品-1

p243 イルカ、種を超えた、不思議な友人

野性なのに人なつっこいイルカ。
カメとともに、
おぼれた人を助けた実話は多くある。
この海の超能力者は
人間をどう見ているのだろうか?
たよりない友と
見ているのかもな・・・
(2012.8.30)


2012年9月の作品-2

p244 月光の充電、月の深呼吸、リラックスしましょ

夜、外に出ると、
無意識に月を探している。
そして、見つけると、
ほっとする。
なんだろう・・・
この安心感は?
(2012.8.30)



2012年8月の作品-2

p242 好きなもの達、絵の中で遊ぶ。

うずくまっている猫を描くつもりで始めたら、
どんどん、
絵の中で遊んでしまった。
僕にとって、
絵の中は仕事場であり、
遊び場なのだ。
だから、なが〜く続けられる。
(2012.7.30)



2012年8月の作品-1

p241 夢列車、宇宙へGO!

僕の覚えている夢の中で、
一番、古い夢の記憶。
まだ、両親の間で寝ていた頃だから、
かなり、大昔。
これを見た時は、
うれしくて、楽しくて、
何度も思い出していた。
今でも行きたい世界だ。
(2012.7.30)



2012年7月の作品-2

p240 わたくし、海猫です。

子どもの頃、海に行くと、
よく、猫がいた。
海に向かって、じっとしている。
主人を待っているのか、
ただ、寝ているだけなのか・・・。
猫が話せるなら、聞いてみたかったな。
(2012.6.30)



2012年7月の作品-1

p239 今しかない、今、飛び出せ!

天気がいいんだから外で遊びなさい。
そう言われて育った僕にとって、
天気の良い日に、家の中にいるのは、
なんか・・・よくない。
とにかく、外に出たくなる。
十分、大人になった今でも、
やっぱり出たくなる。
紫外線、熱中症、
あの頃なかった危険を気にしながらも・・・
(2012.6.30)


2012年6月の作品ー1

p237 夏の扉 開く

足踏みと駆け足をくり返しながら、
ようやっと、夏が来た。
待っていたような、そうでもなかったような、
微妙な感じの、
夏を目の前にしての感想である。
とは言え、
絵はからっと、すきっと、
行きたいね。
なんせ、一生に一度の
今年の夏なのだから・・・
(2012.5.31)


2012年6月の作品ー2

p238 心地よいせつなさに包まれて

夕暮れには
思い出の扉が開く。
なつかしさとせつなさと、
いろんなものが混じった、
不安定な時間。
昔はそんなものを
絵にしたいと思っていた。
今はもう、
こだわってはいないけど、
好きな時間にはちがいない。
(2012.5.31)


2012年5月の作品ー1

p236 夕暮れの中、君を乗せたバスが行く。

学生時代、
月寒ターミナルからバス通学していた。
借りてた部屋は、そこからまた20分かかる。
そんな部屋だったが、一人暮らしのせいか、
よく友人たちが遊びに来た。
そして、帰りはバス停まで送った。
小さくなるバスを見ながら、
ちがう星に行ってしまうような、
変な気持ちがしたっけ。
(2012.4.30)


2012年5月の作品ー2

p235 なにより時間が大事なのだ。

長年乗っていたバイクをやめて、
今は自転車生活。
大概のところは、自転車で行く。
そして、一度自転車に乗ると、
寄り道の連鎖反応が起こる。
すると、自分でも
思いもよらなかったところまで
行ってしまうこともある。
この軽快さも自転車の魅力だ。
自転車万歳!
(2012.4.30)


2012年4月の作品ー1

p233 春にふんわり、ただようココロ。

桜の季節が近づいて来ると、
いろんなものがゆるんで来る。
のほほんとして、ぽよよんとして、
ほわ?んとして来る。
よくわからないけど、
あの幸福感は、たぶん、
冬を乗り越えた、ごほうびなんだろう。
(2012.3.31)


2012年4月の作品-2

p234 春へつづく道
   あともう少し

春が来ると毎年のように使っているけど、
実際どうなのだろう?
こちらの方が、春に向かって歩いていると
考えてもいいのではノ
まあ、時々と言うか、
しょっちゅう逃げられてしまうけどね。
早く、しっかり捕まえたいもんだ。
(2012.3.31)

2012年3月の作品-1

p231 求めているのは、
物に頼らないしあわせかな。

いつも気がつくと、
思い浮かべる風景。
実際にはないけれど、
心の中にある僕のオアシスだ。
ま、いろんなことはあるけれど、
ここに帰って、
またはじめればいいさ。
(2012.2.27)


2012年3月の作品-3

p232 春のまんなか、屋根の上

出口の見えない、
長い冬にうんざり。
しかも、今年はやたら寒い。
あー、
春・・・待ち遠しいな。
春になったらの、
僕の理想の風景だ。
(2012.2.27)


2012年2月の作品-1

p229 考えるのはもうおしまい。
まず、飛べ!
今すぐ飛べ!

思索したり、想像したり、
考えることは好きだった。
それが絵の原動力だったりもした。
しかし、今年は行動派で行く。
行動しなくては
何も生まれない。
何も変わらない。
よしっ、いくぞ!
(2012.1.30)

2012年2月の作品-2

p230 雪降る街を見ながら、
心遊ぶひととき
静かな時間。

雪が降る。
ただひたすら、雪が降る。
あっという間に雪が積もり、
街の風景を変えてゆく。
そんな様子を窓から眺めるのが、
子供の頃から好きだった。
今もつい見入ってしまう。
心、遊んでしまう。
(2012.1.30)


2012年1月の作品-1

p227 行く先は
わからない。
けれど、
とりあえず、
昨日より
前へ進もう

ある時、絵が趣味から仕事になり、
絵とともに歩んできた。
その間、いろんな人に会って来た。
たぶん、絵を描いてなかったら、
会うことも、話すこともなかった人々。
こうして考えると、金が無くても、
まんざらでもない人生に思えてくる。
これからも、絵を相棒にして、
自分なりの旅をするのだろうノ。
(2011.12.31)

2012年1月の作品-2

p228 本格的に冬が始まったか??
寒いだけの冬にはしたくないな。

夏場あんなに望んでた冬は、
実際来てみると、
かなり厳しい。
それでも、冬ならではの風景は、
やっぱり美しい。
今は、厳しくても、
この季節のこの風景を
しっかりと、
心に刻んでおこう
(2011.12.31)


2011年12月の作品-1

p225 いつもとちがう長い秋
静かな冬


今年は秋が長いなぁと思って
のほほんと、こんな絵を描いていたら
いきなり冬がやって来た。
オイオイ!
そして、師走か・・・。
クリスマス、お正月と加速度を増して
駆け抜けて行くんだなぁ・・・。
(2011.11.30)

 2011年12月の作品-2

p226 今宵も星を彷徨う

毎夜のように夢を見る。
これがまた、実に面白い。
しかし、それも昼過ぎには、
夢の輪郭くらいしか覚えていない。
面白かったという記憶だけが残る。
あー、
まさしく、夢は儚い。
(2011.11.30)

 2011年11月の作品-1

p223 新しい冬が来た
新しい思い出を作ろう。


冷たい雨が雪に変わり、
新しい冬を迎える。
寒くて長い冬だけど、
春には雪色のいい思い出が、
たくさん残って
おりますようにノ。
(2011.10.30)

 2011年11月の作品-2

p224 近くにいても届かない心
交じわらない道。

男と女の間には?♪ノという歌がある。
なるほど、男と女の間には、
よくわからないが、溝か壁がある。
思うに、男と女では、
心の基軸がちがうようだ。
だから、なかなか難しい。
それでもひかれ合い求めてしまう
不思議な引力がある。
ふー。
(2011.10.30)


 2011年10月の作品-1

p221 飛べ! 夢のイルカ

ある日、露店をしてると、
イルカの絵はないのですかと聞かれた。
ああ、そういえば、・・・
イラストでは描いていたけど、
パステル画では描いてない。
一時、イルカに凝って
イルカの声や音楽のCDまで
集めていたのに・・・。
とたんに、その場で浮かんだ絵。
一言で生まれた絵。
(2011.9.30)

2011年10月の作品-2

p222 静かな夜 あこがれを乗せて

夜、昼、かかわらず、外に出ると、
空を見上げてしまう。
そこに、月や星を見つけると、
つい立ち止まり、見入ってしまう。
ああ・・・
僕のあこがれは、
まだ、そこにありそうだ。
(2011.9.30)