露店の暇つぶしからはじまり、

パステル画の下描きになった。

しかし、本作品より評判が良かったりする。

外人の多くはこれを見て、親指を立てて、

「いちばーん」と言って来る。

(人指し指を立てるのは日本人だけのようだ)

これを売ってくれと言うお客さんも多い。

でも、作品の設計図だからね。

そんなわけで、露店が終わったこの時期に、

膨大な下描きの中から少しずつ公開します。

2020年、露店中に描いたボールペン画

 

b88 雨の街を

荒井由実の「雨の街を」を久保田利伸と原田知世が歌っていた。

ユーチューブで耳にしたとたん、広がったイメージ。

以来、この曲を聞くたびに、これが浮かぶ。

雨は嫌いなはずなのに、

(2020.10.21)

b87 秋風が吹く

日増しに風は冷たくなっていく。

若い頃は切なく感じて、良い絵も描けたけど、

今は、さっぱしだ。

あー、秋なのに・・・

(2020.10.21)

b86 日が沈む

これを描いてた時、夕日の歌を聞いてたんだべな。

歌ってよ夕日の歌を、だったかなあ・・・?

でも、今見ると、ちょっとぬるい絵だなあ。

(2020.10.21)

b85 めざす星

たぶん、友人から借りてたマンガ、ゴールデンカムイの影響かな。

こんな絵を描いてしまった。

地元でも知らない事ばかり。

あのマンガは凄い。

そうそう、

中学時代の友人にアイヌ人が居たが、もっと話が聞きたかったものだ。

24歳くらいまでふらっと、たずねて来てくれたのだが、

こちらも引っ越ししたし、車の運転が雑だったからなあ。

生きてりゃ良いが・・・。

b84 イメージを歩く

とりとめのなく浮かんで来るイメージを

そのまま描いた。

心の中にこういうもんを保存するところが、あるのかねえ。

露店が暇じゃなかったら、描く事もなかったろうに。

b83 心はカラダを放れて

時々、命の本体は心じゃないかと思う事がある。

カラダは乗り物ってね。

b82 夕日の中に浮かぶ道

絵の良いとこは、行けないとこ、出来ない事も書ける。

写真より制限が少ない。

だから、個性が出る。

描きながら、僕はその場にいった気分になれる。

絵を描く楽しさがそこにある。

b81 雪の向こうに見るもの

雪を見ながら、心はぜんぜんちがうものを見てる事がある。

・・・

雪を見て、今年はなにを見るのだろう。

これは、下の絵を描いた後に、描き直したもの。

なんかちがうな・・・と思ってね。

b80 旅人の心にあるもの

なんかの曲に、旅人の心に淡い女性の思い出がある。

そんな曲を思い出してね。

でも、うーん。

いまいち、ちょっと空振りかな。

b79 岸壁で波を受ける。

お客さんの要望で描いたんだけどね。

こりゃだめだ。

なんか重さがない。

b78 ただひたすら

露店の前のベンチで、ひとり黙々とハンバーガーを食べる娘がいた。

荷物を抱えながらの、その喰いっぷりが印象的で、

ついスケッチ。

さすがに、閉店のレストランが背景では絵にならないので、

思いっきり屋外にした。

しっかし、いろんな人がいる。

b77、シンプルに雪が降る。

あんまり書き込まない方が良い絵がある。

その余白が、心の置き場所になる。

b76 月夜に舟を漕ぐ

井上用水の曲か玉置浩二の曲を聞いて、

浮かんで来た風景。

音楽はこころの翼だね。

(2020.10.20)


2020年6月の絵(コロナの影響下)

露店のお客さんがいない時に書いているボールペン画。

お客さんが来ないので、はあかどるはかどる。

自虐ですよ。

B75 路地から見る雪降る街

昔、CDのジャケット用に描いた絵を思い出して描いた。

結局、印刷段階で紛失。

今はどこにあるのやら・・・

(2020.26.29)

僕の絵では下を向いた絵はこれだけだ。

下を向いた絵は嫌いだからだ。

でも、たまたま、紙のしわや重なった絵の影が、

この絵を生んだ。

まあ、いいだろう。

この時期、いろんなものを見つめなおそう。

20代、30代はたくさん彷徨った。

今は心のみが彷徨っている。

だから、毎朝見る夢もとっても楽しい。

何でこんなもの見るかと言うほど、

奇妙な世界がある。

この世界だけは年をとらない。

あ、絵とぜんぜん関係なかったね。

ま、いっか。

そう言えば、絵も年とってないなあ。

(2020.6.29)


b17 いくつもの荒野を越えて、今、ここに立つ。

旅人だった頃、毎日たくさんの道、峠を越えて、彷徨っていた。

その時あった人々、体験が今の僕を作っている。

毎年、会社を辞めてまで行った旅には、それなりの価値があった。

なにより、きちんと若さを消費した。


この作品は10年前に描き、友人に渡していた絵。

さすがに、ボールペンで描いた絵はすっかり脱色していた。

それで、一旦返却してもらって、追筆したもの。

僕も気に入ってた絵なので、ひさしぶりの対面、

快く描いた。

(2019.12.11)

b10 決断!いざ、旅立ちの時。

人生はこうやって、自分の新しい世界を広げてゆく旅なのだ。

b11 ウルトラニャン。あまり期待しないでください。

「猫の手も借りたい」とは言うけれど、

猫をあてにしてはいけない。

かわいいが所詮、猫は猫である。

b12 春は短い。

春はうれしい季節のはずなのに、

あっという間に過ぎてゆく。

動物にもそういう感覚って

あるのだろうか?

b13 こういう、何もない時間が豊かにする。

若い時の旅の経験が、

今の自分を作っている。

b14 心に浮かんだ風景。どこかにあるだろう風景。

時々、無性に木や川や風景が描きたくなる。

心が欲しているのだろう。

b15 ふだんとちがう自分に、会える秋。

秋だからねえ。

心が敏感になるからねえ。

こんな絵も生まれるさ。

b16 ささやかな抵抗

ー誰にでもそれなりの不満はある。ー

猫は飼ってはいないが、なぜかちかくにいる。

こんなわがままが、許される動物。

う〜ん。

かわいいからしょうがない。

・・・

カメもかわいいんだけどね。

少数派。

(2019.9.19)

b066 水面の映る汽車、何処へ

何でこんな絵を描いたかわからないけど、

こんな時間はもうないだろうな。

こんな風に思うのも、宗次郎の曲のせいかなあ・・・

b067 みんな穏やかに

僕自身はまったく穏やかではないけれど、

穏やかでありたいとは思っている。

ま、年々穏やかになって来てると思うけどね。

単に年とったってことね。

b068 昔は夏はあたり前のようにキャンプをしていた。

会社を辞めてまでツーリングしていた。

楽しい思いでばかりだけど、

もう十分。

今は旅人を迎える側になっている。

b069 プロフィール(横顔)

思い出は年を取らないから厄介だ。

現実は遠く離れてしまっているのに・・・

まったくちがう人物になっているのに・・・

夢や思い出はあの時のまま。

ただ、切ない気分も今は心地いい。

そういう時代があったんだ・・・

なんてね。

b070 この先・・・

新しいボールペンの試し書き。

この先、このボールペンで何が描かれるのか?

それより、僕の人生はどうなるのか?

こういう時は、ホセ・フェルシアーノの

ケッサラを聞いている。

先のことはわからなくていいのだ。

なるようにしかならないのだ!

b071 秋だからねえ・・・

なんかめんこい絵を描きたくて描いた。

北海道らしいものをね。

でも、まだひとひねりが足りないなあ。

b072 宇宙にこんな歩ける場所があったなら、

何処までも行きたいなあ。

年をとったら年齢にあわせて絵も年を取ると思っていたが

あんまり変わらないなあ。

登場人物も変化無し。

どうなってるのかね?

(2018.9.15)


b065 ただ、月と向き合う時間

寝る前、とりあえず、外に出て空を見る。

ずいぶん長い習慣だ。

月や星を見て深呼吸。

さあ、寝よう。

(2018.6.3)


b066 海がほしいな。

海のない街に来て、

海の絵が多くなった。

というより、地元では描いた覚えがない。

海の欠乏症なのだ。

ぼやーっと過ごしたいな。

海で・・・

(2018.6.3)

b067 夕日が沈む。

毎日、夕日は沈んでいるのに、

夕日を見ていない。

夕焼けは見てるけどね。

本当に貴重な時間なんだなあ。

(2018.6.3)


b064 雨もいいさ

b063 まだまだ乗りたい僕の銀河鉄道

b062 あったかい部屋のぬくもり

b061 秋、センチメンタルな気分

b060 はやくお湯入れて

b059 そろそろ、ぼくの出番か・・・

b058 下から見るイルカ

b057 雪の中、ぬくもり求めて

b056 単純に、乗りたい。

b055 ひまわりの中から、バァー!!

b054 寺尾聡の歌から浮かんだ世界

b053 月を見る仲間

b052 なんとかなるよ。

b051 今後ともよろしくお願いします。 

b050 はじめての土地、歩く。

(2016.10.5)


b049 旅人、冬の海へ

人はめったに来ないけど、

冬の海には冬の海の魅力がある。

でも、言葉で表現するのは難しい。

(2015.12.4)

b048 あればいい。

豊かさとは何かと考えた時、

必要より余分にある事と、気づいた。

この豊かさは人それぞれ。

同じ金額でも満足出来る人とそうでない人がいる。

どちらがしあわせな人かは、

わからないけどね。

(2015.12.4)

b047 冬を迎えて

雪が積もり、長く寒い冬がやって来た。

こもってばかりはいられない。

いらっしゃいと言う気持ちで、

冬とつきあいたいね。

(2015.12.4)

b046 山の家へ

牧歌的な絵を描こうと思ったら、

少女が浮いてる。

弾んでいるようには見えないね、

でも、ちょっと不思議な絵。

(2015.12.4)

b045 むむむむむ・・・。

カメを飼っていると、よく目が合う事がある。

しかも、目をそらさない。

・・・なんなんだ!

(2015.12.4)

b044 見送り。

描いてる時はそんなつもりじゃなかったのに、

なんとも、切ない絵になってしまった。

(2015.12.4)


b043 夕陽を見て思った事。

『それぞれが、それぞれの世界で戦っている、戦友なのだ』

と書いていたが、その時の心情が、

思い出せない。

ただ、いさかいが多い事を、憂いてのことだったのかな。

自分自身のことなのに、情けない。

(2015.12.4)

b042 たどりついた場所。

今いる場所が、

今までの人生の結果なのだ。

と、まあ書いてはみたけど、

偉そうな事を言える場所にはいない。

p304の下描き。

(2015.12.4)


b041 すずめと戸惑う猫。

人間と動物の関係はなんとなくわかるけど、

動物同志はお互いのこと、

どう思っているのだろう?

(2015.12.4)

b040 夏来たる。

なんだべね。

日傘をさしてる女性が描きたくなって描いたんだけど、

日傘っぽくない。

でも、浮遊感は出てるからいいか。

p299の下描きです。

(2015.12.4)

b039 太陽。

描いた時は朝日のつもりで描いたけど。

今見ると、夕陽でもいいかな。

まだ、パステルにする気はない。

(2015.12.4)

b038 いやー、今でも乗りたいよ。

子どもの頃の、頭の中のものが、

ようやっと、

絵に出来るようになった気がする。

ま、100点満点じゃないけどね。

p300の下描き。

(2015.12.4)

b037 背中のぬくもり、静かな時間

p305の下描き。

でも、実際、描いたのは雪の世界。

描くのに時間がかかってしまった。

(2015.12.4)

b036 ま、いろいろある。

露店をしてると、いろんなことがある。

いろんなことが起きる。

(2015.12.4)

b035 あー、今夜はここで休もう。

若い時代の気ままな旅は、

今の自分を作ったと思う。

(2015.12.4)

b034 湖面に映る桜。

季節は春。

白黒じゃわからないと思うけど、

桜のつもりで描いた。

でも、やっぱ、わからないよなあ・・・。

(2015.12.4)

b033 想像力が飛ぶ!

紙のしわや、紙の下の影が元で、

絵を描く事がある。

思わぬ傑作が生まれる事もある。

結局は想像力。

(2015.12.4)

b032 雪の街、二人。

露店のお客さんの中に、

外人の新婚旅行のカップルも多い。

なんとなく、その人たちに喜んでもらえるかな、

なんて気持ちで描いた。

でも、まだ、パステル画は完成していない。

(2015.12.4)


b031 のほほんと・・・

p211の下描き。

ホントはパステル画に仕上げる気はなかった。

でも、見た人が、いつ出来るかと言われて、

出来上がった。

本人より、見てる人の方が、

よく見えてるのかもな。

(2015.12.4)


 

b030 振り返ると秋

露店が終盤になった頃に描いたもの。

惜しむ気持ちと、ゆっくり過ごせる期待が、

・・・

ぜんぜん、こもっていない作品。

ただ、とっくりの女性が好きなだけで描いた。

(2015.12.4)


b029 二人、雨の中

冷たい雨が降っていてもいいさ。

ここには二人の世界がある。

・・・なんてね。

おとぎ話が成立する時代は短い。

(2015.11.4)

b028 わけありの親子

p290の下描き。

動物同士の愛情は、

駆け引きがないからな。

単純で微笑ましい。

(2015.11.4)

b027 夕暮れに自転車を止めて・・・

時間に追われる生活からドロップアウトして、

今という時間を味わえる。

この一時の幸せを楽しむ。

(2015.11.4)


b026 静かな湖面で月

p249の下描き。

振り返って作品を見ると、

月の絵が多い。

思うに、中2の時、

初めて望遠鏡で見た月の印象が、

今も残っているのかもしれない。

(2015.11.4)

b025 春のさくらの鼓笛隊

なんとなく春はこんな風にやってくるような、

やって来て欲しいような・・・。

ま、メルヘンだね。

(2015.11.4)


b024 犬の思い、猫の思い。

人間だけの世界じゃないからね。

それぞれの思いを大切にしないとさ。

(2015.11.4)

b023 真夏のひととき。

p250の下描き。

暑い夏。

今思えば、なつかしい。

(2015.11.4)

b022 通りすがりの月

p281の下描き。

今日もきれいだね。

お月さん。

(2015.11.4)

b021 今日はここで休もう。

p247の下描き。

こわい思いをした野宿ほど、

いい思い出になってしまう。

(2015.11.4)

b020 おやっ?

p175の下描き。

おもしろ半分でまゆ毛を描いたら、

おじさんぽい犬になってしまった。

(2015.11.4)

b019 夏へつづく道

p280の下描き。

道の風景が好きだ。

その先に、なにがある?

(2015.11.4)

b018 夢見る少年の世界

子どもの頃、心に描いていた世界。

でも、絵がへたくそだったからねえ。

今頃、ようやっと、描けるようになった。

・・・長かった。

(2015.11.4)

b017 雲海のむこうに月

ぼちぼち、行き先が見えてもいい頃なのだが、

さっぱり、見えない毎日だ。

どこに向かっているのかね?

(2015.11.4)

b016 カメに乗りたい。

うちにカメが来るずっと前に描いた絵。

ガメラでも、浦島太郎のカメでも、

どっちでも良いから、

乗りたいもんだねえ。

(2015.11.4)

b015 暇があれば、屋根の上。

単純に高い所が好きなだけ。

意味はない。

(2015.11.4)


b014 SFなココロ、今でも・・・

映画も小説も、SF大好き!

心は今も、宇宙を飛んでいる。

(2015.11.4)


 

b013 立ち止まって月

外へ出ると、必ず月を探す。

・・・なぜだ。

(2015.11.4)


b012 段ボールの中身。

学校の帰り、段ボールを見つけて大騒ぎ。

拾いたいけど親の顔を思い浮かべて、

苦慮する気持ち。

(2014..11.1)


b011 夕陽の中を

絵には描くけど、こんなスチエーション、

そんなにないんだよね。

(2014..11.1)


b010 星の囁き、聞く暮らし

p245の下描き。

今でも、ぼんやりと憧れる暮らし。

でも、すっかり都会に染まってしまったからなあ・・・。

(2014..11.1)


ボールペンの下描の作品

b009 遥かなる草原

あー、いいよなあ、こんな草原。

(2014..10.17)


b008 ねずみの冒険

猫も亀も、ねずみ類も

みんな大好き。

(2014..10.17)


b007 月を読む

月に女性は良く似合う。

(2014..10.17)


b006 星空へドライブ

昔っから、ベンチャーズの『テルスター』を聞くたび、

空想のドライブをしていた。

横にいたのは、誰だったけかなぁ?

(2014..10.10)


b005 風吹く丘へ

これも大きな外国人男性が欲しがっていたな。

それでパステル画を描いたけど、

こっちの方が、いいな。

(2014..10.10)


b004 朝日の中を

インドのダットワーニさんから依頼された朝日の絵の下描き。

(2014..10.10)


b003 冒険へ

何にも意味はない。

面白いから描いた。

そんだけ。

(2014..10.7)


b002 忘れたくない夏。

たまたまサザンの曲を聞いてこんなイメージが浮かんで来た。

これを見た男性のお客さんが、

ここで知り合った女性とコンビニにコピーしに行った。

その後、お客さんから三人でとった写真が届いた。

最後まで住所や電話番号を明かさなかった女性の分も。

彼にとって、忘れられない夏になったようだ。

しかし、未だ女性は現われていない。

(2014..10.7)


b001 招き熊

隣のお店が熊の置き物をたくさん展示しているので、

こんなものを描いてしまった。

これをデザインした招き熊のポスターをプレゼントしました。

(2014..10.7)

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